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平●均のアナログコレクションを別館に移しました。 ライブレポや音楽的世間話、アニメ語りもこちらで。
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グラフィックデザイナー
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dakarJohn Coltrane
Dakar
PRESTIGE
1957
mono

コルトレーンのテナー+バリトンサックス2本(セシル・ペイン/ペッパー・アダムス)という異色の編成。中低音が主役のため非常に重量級のサウンドで、腹の底に来る格好良さ。これも長いこと探していた一枚。昨年秋に購入。
ピアノ:マル・ウォルドロン、ベース:ダグ・ワトキンス、ドラム:アート・テイラー
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もう何年もずっと探していたレコードにめぐり合えた!






Chet Baker
『LET'S GET LOST』SOUND TRACK
12インチアルバム
BMG
今日は猫ジャケはちょっと小休止。

playboy

V.A
『THE PLAYBOY JAZZ ALL STARS』
コロムビア・コンテムポラリー・マクレガー・パシフィック・RCA ビクター・ストリーヴィル・ヴァーヴ 協賛
 

先日、猫ジャケレコードと一緒に購入したもの。
1956年に、米『PLAYBOY』誌上で募集した第1回ジャズ人気投票で、各部門の上位にランクインした曲を集めたコンピレーションアルバム。よってもちろん名プレイヤーばかりです。
古いものなので傷みも激しく、ジャケットも底抜けしているのをセロハンテープで貼り、そしてそのテープさえも茶色く変色してしまってる状態。
そして、私がそのボロボロのジャケットからレコードを出そうとすると、間から何かがはらりと落ちたのです。
「?」と思って拾い見てみると、それは1961年のクリスマスにある女性から恋人に宛てて贈られたカードでした。
この二人が果たして結ばれたのか、こんなところに挟まれて売られているくらいだから別れてしまったのか定かではありませんが、このレコードは、私の人生よりも長い時間を経てここにあるんだなぁと、知らない人の手にあったという確かな証を目の当たりにすることによって、しみじみと感じ入ってしまったのです。

私は古本や中古レコード、そして古着を購入することが多いので、こういうことが実はよくあるんです。
昭和30年代のキップがコートのポケットに入っていたり、文庫本の間に暑中見舞いがはさまったままだったり、まったく見知らぬ人の生活の一部に触れる感覚って、ちょっとくすぐったいような不思議な感じなのですが、なんとなく申し訳なくて捨てられないんです。
このラブレターも多分このまま、このレコードに挟まれたまま家に置かれることになるでしょう。

明日はまた猫ジャケ復活。
ひどい週末でしたねぇ。冷たい雨って最悪です。

giantsteps

 
JOHN COLTRANE
『GIANT STEPS』
ATLANTIC
 

コルトレーンの59年の作品。コルトレーンの作品は、後期へ行くほど演奏が複雑で難解になって行くんですよね。私はどちらかというと『BLUE TRAIN』あたりの雰囲気が好きなんですが、残念ながらまだ入手してないんです。この『GIANT STEPS』は、そのタイトルも象徴的と言えるのですが、確立しつつあったコルトレーンの音楽が、次の発展へと向かう大きなステップを暗示していると言われています。節目の代表作、とでも言うんでしょうかね。
益田氏はコルトレーンがお好きということですが、どのあたりがお好きなんでしょうねぇ?語ってもらいたいなぁ、CANTALOUPEで。
祭りも無事終了し、ようやく色々と落ち着いて来ました。訪ねてくださったみなさま、どうもありがとうございました。
というわけで、アナログコレクションコーナー、復活!!

allalone

 
MAL WALDRON
『ALL ALONE』
ビクター音楽産業株式会社
 

この『ALL ALONE』はマルの初めてのソロアルバム。ピアノだけのアルバムです。
マル・ウォルドロンは、その音楽性の暗さにもかかわらず日本では人気が高く、代表曲『レフト・アローン』は、多くの人が耳にしたことがあるだろうと思います。このアルバムには入っていませんが、とてもドラマティックな曲です。
このアルバムの一曲目であり、アルバムタイトルにもなっている『オール・アローン』という曲は『レフト・アローン』の姉妹作品と言われ、映画『マンハッタンの哀愁』のテ−マ曲でもあります。私はこの映画は観たことがありませんが、曲は淡々として、やはり暗いです。(笑)でもそれが、マルなのです。
私はこの中の『A View of S.Luca(ルーカの眺め)』という曲が好きなのですが、これもとても暗くて、悲しい、沈んだ曲です。でも非常に美しいのです。
超絶的な技巧を凝らすわけでもなく、陰湿で重く、悲しみにあふれたマルのピアノ。彼は残念ながら一昨年亡くなりましたが、私はその前の年に来日した際に幸運にも『レフト・アローン』を生で聴くことができました。10人のジャズ・ピアニストによるオムニバスライブだったのですが、やはりマルのピアノは圧倒的に感動的でした。小さいホールだったのですが、やっぱりライブハウスのようなもっと小さな場所で、殻に篭ったみたいにして聴きたかったなぁ……なんて、贅沢だわね…。
10月に入ってからほとんど開店休業中だった本業が、ここに来て急に動きだしてしまった。
それもみな今週来週がヤマ。なんでこーなるんでしょう?
誕生祭用の作品、7点アップの予定なのですが、仕上がってるのはまだ5点…。果たしてコンプリートできるのか?!

misty

 
CHET BAKER
『MISTY』
UNIVERS
 

今日は私のもっとも好きなラッパ吹き、チェット・ベイカーの一枚です。これは最近新譜で出たものなんですが、ローカルバンドのライブにゲスト出演した時の演奏を収録したいわゆる未発表音源集(3枚)のうちの一枚です。
このチェット・ベイカーという人は、ドラッグのために生き、ドラッグによって命を落したトランペッター。若い頃から才能もあり、ジェームス・ディーンばりのルックスで、ささやくようなヴォーカルも魅力的なチェット。人気絶大だったにもかかわらず、ドラッグに手を染めてあとはただひたすら破滅へと向かってしまう。ドラッグを買う金を得るためにレコーディングをし、定住することなく人生の半分は刑務所の中…。晩年、『Let's Get Lost』というドキュメンタリー映画に出演。チェットの歌と演奏をバックに、モノクロの非常に美しい映像で彼の愚かな人生を淡々と追って行くのです。彼はドラッグのために年齢よりもずっと老け込み、顔は皺だらけなのに、非常に美しい映像でした。
この映画の完成直後に、彼はオランダで謎の転落死をして59年の生涯を閉じてしまう…。
チェット・ベイカーのジャズはクール。でもなぜか優しい。晩年はペットの演奏とヴォーカルを聴き間違えそうになるくらい、まるで呼吸するように歌い、ささやくように演奏しているようでした。乾いていて、悲しくて、孤独な、でもどこか優しいチェットのペット。彼の弱さがそのまま反映されているようで、胸が締めつけられます。機会があったら是非。
毎日毎日災害のニュースばかり。
野菜は高騰。一体どうなってしまうんでしょう。
新潟地方の地震、被害が少ないことを祈ります。。。。。

whatawonderfulworld

 
LOUIS ARMSTRONG
『WHAT A WONDERFUL WORLD』
MCA RECORDS
 

今日は、なんだかこんな気分です。
なんていうか、世界があまりにも暗いニュースばかりなので、希望を持つことを忘れずにいたいと思うのです。
この『WHAT A WONDERFUL WORLD』は、サッチモ(ルイ・アームストロングの愛称、『大きな口』の意)が歌ってあまりにも有名な名曲ですが、本当に優しく胸にしみ入る曲です。映画『グッド・モーニング・ベトナム』で使われていたのも印象に残っています。
また、このジャケットのサッチモもとってもいい顔ですよね。1968年のリリースなので、サッチモも歳を取って容貌にも表情にもますます味わいが出て来ています。
これは20歳くらいの頃購入した一枚。いっちばん貧乏だった頃…。これ聴いて、なに考えてたのかなぁ…
日曜日、予定通り並木さんへ行ってスーツをオ−ダ−して来ました。おとなしめの黒にするつもりが、なぜかまた非常に微妙な色合いにしてしまって、もしや失敗???とちょっと不安。(笑)あそこに行くとなぜか普通なのが作れないんだよな〜〜〜不思議だ。店主の並木氏は相変わらずの飄々ぶりだし。
出来上がってきて、なかなかのものだったらまたアップしてみます。

roundaboutmidnight

 
The MILES DAVIS Quintet
『'ROUND ABOUT MIDNIGHT』
COLUMBIA
 

これも…カッコイイんだなぁ
マイルスのペットもコルトレーンのサックスもシビレます。
全体的にいたってシンプルなんですが、それゆえに沁みるんです。
マイルスの名盤はたくさんあって、どれを聴いたらいいんだろう?と迷うことも多いかもしれませんが、これはおすすめですね。
秋の夜長に、ぜひ。

Miles Davis(tp)
John Coltrane(ts)
Red Garland(p)
Paul Chambers(b)
''Philly Joe''Jones(ds)

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tora3最近のトラのお気に入り場所はお風呂。
浴槽の蓋の上で寝ていることが多いです。猫はあったかい場所をよく知ってますからね。
あとは、この写真のようにお風呂の窓を自分で開けて、格子の間から首を出して外を覗き見ること。ま、言ってみれば逆デバガメ???(そんなことにゃい!!byトラ)
somethinelse


Cannonball Adderley
『SOMETHIN' ELSE』
LIBERTY RECORDS,INC(BLUE NOTE)
 
 
ええと。今回で六回目ですか。
今日の一枚、これは、もう名盤中の名盤。
例えばジャズ好きな先輩とかがいて、その先輩が「とにかく何も言わずに聴け」とでも言って勧めそうなアルバム。(やな例えだなー)
一応プレイヤーの名前をご紹介。

キャノンボール・アダレイ(as)
マイルス・デイビス(tp)
ハンク・ジョーンズ(p)
サム・ジョーンズ(b)
アート・ブレイキー(ds)

プレイヤーの名前を聞いただけでも「おぉっ!」という感じですが、冒頭の『Autumn Leaves』のイントロ部分からいきなり引き込まれる感じです。格調高く、クール。そしてこのジャケットデザイン。なにもかもクールです。
余談なんですが、ミッシェル解散後にベーシストのウエノコウジがRADIO CAROLINEというバンドを結成して、発表したファーストアルバム『Dead Groovy Action』のデザインはまさしくこのサムシンエルスのパロディーというか、模倣です。こちらもゲットできたら並べてみましょうかね。(笑)
結局、ただずらずらと日記を書いてもつまらないので、
私の趣味であるアナログコレクションを紹介するコーナーにしました。
忘れられているアナログジャケットの美しさ、このレコードはこんなところが素晴らしい!など、
私の主観たっぷりのコメントつき。
もちろんくっだらない日記ももれなくついて来ます。お楽しみに。(誰も楽しみにしてないって)
というわけで記念すべき第一回は

ladyinsatin

 
Billie Holiday
『Lady in Satin』
CBS・ソニーレコード株式会社
 

美しいジャケットでしょう?
このアルバムはストリングスと共演した、ジャケットだけでなく内容も叙情的で非常に美しい作品。なかでも、一曲目の『I'm a fool to want you』は聴く度に胸を締めつけられます。ビリーの愛の歌は、孤独で哀しい歌詞が多いのです。
秋になるとビリーの歌声が恋しくなる…という人は、きっと私だけじゃないと思いますよ。

また台風が来ますね。
うちは明日次女の運動会の予定でしたが、もちろん今日の内に中止が決定しました。
3連休もなんだかあまりパッとしなさそう…
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